水筒を使おうと思ったら
「あれ?パッキンがない……!」
ってこと、ありますよね。
「輪ゴムとかラップで、今日だけ何とかならない?」
「水筒を買い直すほどではないし、できれば家にある物で済ませたい」
と、今日を乗り切りたい!
実は、残念ながら、バッグに入れて持ち歩けるほど、確実にパッキンの代わりになる物はありません。
輪ゴムやラップを挟めば、一見ふたは閉まります。
でも、閉まることと漏れないことは別なんですよね。
ただし、横にせず机の上に置いて使うだけなら、パッキンのない水筒を「ふた付きコップ」のように使う方法はあります。
この記事では
- 輪ゴムやラップは本当に使えないのか
- 食品用シリコンなら代用できるのか
- 今日だけ水筒を使いたいときの方法
- 専用パッキンを安く探す方法
を紹介します。
水筒のパッキンをなくしたら代用できる?

まず気になるのは、結局なにかで代用できるのかですよね。
持ち運ぶ場合と、立てたまま使う場合に分けて考えてみます。
バッグに入れて持ち歩ける代用品はない
水筒のパッキンは、ふたと本体の隙間をぴったり埋めるための部品です。
ただの丸いゴムに見えますが
- 直径
- 太さ
- 形
- 硬さ
- 取り付ける向き
が水筒ごとに違います。
そのため、輪ゴムなどを適当に入れても、一部分に小さな隙間ができてしまいます。
ふたを閉めた直後は大丈夫そうでも、バッグの中で横になったり、歩いた振動でずれたりすると、普通に漏れる可能性があります。
「今日だけだし、いけるかな?」
と思ってしまいますが、バッグの中で麦茶が全部漏れたら、パッキン代より高くつきます……。
持ち運ぶなら、身近な物での代用はやめたほうが安心です◎
立てたままなら「ふた付きコップ」として使えるかも
どうしても今日、その水筒を使いたい。
しかも、持ち歩かず机の上に置いておくだけ。
それなら、パッキンのない水筒を、密閉容器ではなくふた付きコップとして使う方法はあります。
ただし、条件はあります。
- 入れるのは冷たい水
- 水筒を横にしない
- バッグには入れない
- 自転車などで運ばない
- 安定した場所に立てて置く
- 先にシンクの上で漏れを確認する
ふたは、ほこりよけくらいに考えてください。
パッキンがない以上、密閉はできません。
少し傾けただけで漏れる場合は、この使い方もやめましょう。
熱い飲み物と子ども用はやめておこう
パッキンがない水筒に、熱いお茶やコーヒーを入れるのは危ないです。
隙間から漏れたら、手や体にかかってやけどするかもしれません。
また、子どもは水筒を振ったり、横向きに入れたり、どこかにぶつけたりしますよね。
「絶対に立てたまま使ってね」と言っても、なかなか難しいです。(というか、絶対に無理…)
子どもに持たせる場合は、今日だけでも別の水筒やペットボトルにしたほうが安心です。
輪ゴムやラップはパッキンの代わりになる?
家にある物でなんとかできないか、ひとつずつ試したくなりますよね。
よく候補に挙がる物が、本当に使えそうか確認してみます。
輪ゴムは太さが合わない
まず思いつくのが輪ゴムですよね。
見た目もパッキンに少し似ています。
でも輪ゴムは
- 細すぎる
- 厚みが均一にならない
- ふたを閉めるとねじれる
- 溝から外れやすい
- 飲み物への使用を想定していない
という問題があります。
何重かに巻けば隙間が埋まりそうですが、部分的に厚くなるため、逆にふたが浮く可能性もあります。
少し水を入れて立てたまま使う程度ならまだしも、持ち運び用の代用品にはできません。
ラップは閉めるとずれる
ラップを何重かに折って、ふたの間へ挟む方法も考えますよね。
たしかに、ふたを閉めた瞬間は隙間が埋まったように見えるかもしれません。
でも、ふたを回すとラップが一緒に引っ張られます。
その結果
- しわができる
- 一部分へ寄る
- 内側へ落ちる
- 端から漏れる
ということが起こります。
ラップは水筒のパッキンのように、一定の形を保ってくれる物ではありません。
こちらも、持ち歩きには使わないほうがよいでしょう。
食品用シリコンシートを切るのは難しい
食品用のシリコンシートを、パッキンの形に切ればよさそうにも思えます。
ただ、元のパッキンをなくしているので
「厚さ?そんなのわかんないよ!」
「内側の穴はどのくらい?知らない!」
「表と裏は同じ形だった?わかんない!」
ということが発生します。
少し形が違うだけでも、ふたが浮いたり、飲み物が漏れたりします。
自分でそれらしい物を作ることはできても、水筒を密閉できる部品を作るのは難しいです。
食品用シリコンOリングなら一番近い
代用品の中で一番パッキンに近いのは、食品用シリコン製のOリングです。
ホームセンターや通販では、いろいろな大きさのOリングが販売されています。
ただし
- 元のパッキンと直径が同じ
- 太さも同じ
- 溝にぴったり収まる
- 食品に触れても大丈夫
- 入れる飲み物の温度に対応している
という条件を全部満たす必要があります。
しかも、見た目がぴったりでも、実際に密閉できるとは限りません。
象印も、別機種のパッキンが取り付けられたとしても、形や寸法が違えば水漏れすることがあると案内しています。
つまり、食品用Oリングは「一番それっぽい候補」ではありますが、バッグに入れて持ち歩くための代用品としてはおすすめできません。
別の水筒のパッキンも使わないほうがいい
家にほかの水筒があると
「このパッキン、ちょうどはまりそう!」
と思うこともありますよね。
でも、見た目が似ていても、ほんの少し直径や厚みが違うだけで隙間ができます。
ふたが普通に閉まったとしても、水漏れしないとは限りません。
代わりに使った水筒のパッキンまで伸びたり変形したりする可能性もあるので、専用品以外は使わないほうがよさそうです。
今日だけ水筒が必要ならどうする?

「代用できないのは分かった。でも今日必要なのよ!」という場合もありますよね。
なるべくお金をかけず、その場をしのげる方法を考えてみます。
家や職場で立てて使う
移動せず、机の上に置くだけなら、冷たい水を入れて使う方法があります。
ただし、最初にシンクの上で傾けてみてください。
少しでも漏れるなら使用をやめましょう。
ふたを閉めていても、倒れれば中身は漏れると思って使ったほうがよいです。
また、入れる量を少なめにしたから安全になるわけではありません。
少量でも倒れれば漏れるため、パソコンや書類の近くには置かないようにしてください。
未開封のペットボトルを持って行く
持ち歩きたい場合は、コンビニや自動販売機でペットボトル飲料を買うのが、一番手っ取り早いです。
「パッキンひとつのために飲み物を買うのはもったいない」
と思うかもしれません。
でも、無理に水筒を使ってバッグの中が水浸しになるよりは、安く済みます。
カバンの中がびしょびしょになったときの、絶望感…。
財布が濡れ、お札が破れそうになり、お気に入りのカバンなのに洗うこともできない…。最悪です。
今日だけペットボトルでしのいで、帰宅後に専用パッキンを探しましょう。
家にある別の容器を使う
予備の水筒や、家族が使っていない水筒があれば、それを借りる方法もあります。
密閉できるボトルがない場合は、飲み物を持参せず、出先で買うのもありです。
検索者としては「この水筒を何とか使いたい」と思っているところですが、パッキンが届くまでの数日だけ別の方法にするのが、結局いちばんラクだと思います。
コップとして持って行くのも水漏れには注意
職場に着いてから飲み物を入れられるなら、空の水筒を持って行き、現地でコップ代わりに使う方法もあります。
ただし、パッキンがないふたは密閉できません。
飲み物を入れたまま持ち歩いたり、ふたを閉めてバッグへ戻したりしないようにしてください。
使い終わったら中身を空にしてから持ち帰りましょう。
専用パッキンは数百円で買えることがある
今日だけは別の方法でしのいでも、パッキンは早めに用意したいですよね。
水筒を丸ごと買い替える前に、交換部品がないか探してみましょう。
水筒の底にある品番を見る
まず、水筒の底を確認してください。
底面のシールや刻印に
- JNL-○○
- SM-○○
- MKA-○○
などの品番が書かれていることがあります。
メーカー名だけで探すと、似たようなパッキンがたくさん出てきます。
見た目では判断せず、必ず品番で探しましょう。
底のシールが取れてしまっている場合は、
- 取扱説明書
- 購入時の箱
- 楽天やAmazonの購入履歴
- 過去に撮った水筒の写真
も確認してみてください。
メーカー公式サイトで探す
品番が分かったら、メーカー公式サイトの交換部品ページで探します。
Amazonや楽天でも購入できますが、商品ページに書かれている対応品番を必ず確認してください。
似ているパッキンが出てきても
「たぶんこれでしょ」
と買ってしまうと、損をする可能性があります。
数百円の商品とはいえ、合わなければ結局使えません。
パッキンだけなければ、ふた一式を探す
古い水筒などは、パッキン単品が見つからないことがあります。
その場合は
- せんユニット
- キャップユニット
- 飲み口一式
- ふた一式
で販売されていないか確認してみてください。
パッキンだけより少し高くなりますが、水筒ごと買い替えるより安く済む場合があります。
公式サイトで見つからない場合は、メーカーのお客様相談室へ品番を伝えて問い合わせてみましょう。
次はなくさないためにできること
パッキンって、小さいし透明っぽい物も多いので、本当になくしやすいんですよね。
また同じことにならないように、置き場所を少し工夫してみましょう。
洗うときは小さなかごへ入れる
パッキンを外したら、シンクへ直接置かず、小さな洗浄かごや容器へ入れておきましょう。
ほかの食器にくっついたり、排水口へ流れたりするのを防げます。
食洗機を使う場合も、小さなパッキンをそのまま入れると、庫内へ落ちることがあります。
水筒メーカーが食洗機の使用を認めている部品か確認したうえで、小物用のかごを使うと安心です。
乾かす場所を決める
水筒本体、ふた、パッキンを一緒に置けるトレーを作っておくと便利です。
毎回同じ場所に置けば、どこへ行ったか分からなくなりにくくなります。
家族が片付ける場合も、置き場所が決まっているほうが迷いません。
毎日使うなら予備を買っておく
毎日学校や仕事へ持って行く水筒なら、交換用パッキンをひとつ予備で買っておくのもありです。
なくしたときだけでなく、変形したり、においが取れなくなったりしたときにも使えます。
送料がかかる場合は、現在使っているパッキンと予備をまとめて購入しておく方法もあります。
ただし、買った予備をどこへ置いたか分からなくならないよう、水筒用品と一緒に保管しておきましょう。
次に買うならパッキン一体型もあり
パッキンを外して洗うのが面倒だったり、何度もなくしてしまったりするなら、次はパッキン一体型の水筒を選ぶ方法もあります。
せんとパッキンが一体になっている商品なら、洗う部品が少なくなります。
パッキン自体が完全になくなるわけではありませんが、洗うたびに小さな部品を外す必要がないため、紛失しにくくなります。
パッキンがない日は無理に密閉せず、別の方法でしのごう
水筒のパッキンをなくしたら、輪ゴムやラップで何とかできないか考えますよね。
ただ
- 輪ゴムは太さや形が合わない
- ラップはふたを閉めるとずれる
- シリコンシートは正確に作るのが難しい
- 食品用Oリングも密閉できる保証はない
- 別の水筒のパッキンも、取り付けられても漏れることがある
ため、持ち運びに使える確実な代用品はありません。
今日だけどうしても使いたいなら、冷たい水を入れて、立てたまま「ふた付きコップ」として使う方法があります。
持ち歩くなら、未開封のペットボトルや別の水筒でしのぐのが安心です。
水筒本体は捨てず、底にある品番を確認して、専用パッキンを探してみてください。
数百円で交換できることも多いので、水筒を丸ごと買い替えなくても大丈夫かもしれません。
