お気に入りの水筒なのに、ふたがどうしても開かない…!
洗剤につけてもダメ。
ゴム手袋を使ってもダメ。
軽く叩いてみてもビクともしない!
ここまで試して開かないと、「もう壊すしかないのか!?」と悲しくなってきます。
水筒のふたが開かないときは、力任せに回し続ける前に、中の圧力・ふたを回す方向・力のかけ方を順番に確認してみてください。
この記事では、すでにゴム手袋や洗剤を試しても開かなかった人ができる別の対策として
- 飲み口から圧力を抜く方法
- ふたを回す方向の確認方法
- 太い輪ゴムを使う方法
- ベルト式オープナーを使う方法
- どうしても開かないときの相談先
を紹介します。
お気に入りの水筒を傷付ける前に、まだ試していない方法があったら、やってみてください。
水筒を顔に向けず、流し台など、こぼれても困らない場所で作業してくださいね。
まず水筒の中身を確認する
最初に確認したいのが、水筒の中に何が入っているか。
次のような状態なら、無理にふたを回さないでください。
- 熱い飲み物が入っている
- 炭酸飲料を入れた
- 牛乳や乳飲料、果汁を入れたまま長時間放置した
- 何日も中身を入れたままにしていた
- 水筒が膨らんでいるように見える
- ふたから「シュー」という音がする
熱い飲み物を入れた水筒は、内部の圧力によって中せんが固くなることがあります。
哺乳瓶でミルクを作ったことがある方はわかると思うのですが、粉ミルクにお湯を入れて哺乳瓶を振ると、中からミルクがピューっと飛び出してくることがありますよね。
あの現象が、水筒の中で起きている可能性があるということです。(しかも水筒は圧の出口がない状態)
象印では、コップ付きタイプの水筒が開かない場合、本体を立てた状態で中せんのボタンを押し、圧力を抜いてから外すよう案内しています。
飲み物が急に出る可能性があるので、やけどしないように注意してくださいね。
炭酸飲料や、長時間放置した牛乳・果汁などは、水筒の中で圧力が上がる可能性があります。(そもそも入れないことが推奨されている飲み物ですが…)
せんが開かなくなるだけでなく、飲み物や部品が飛び出す危険もあります。
中身が傷んでいる可能性がある場合は、顔を近づけたり、工具で無理やりこじ開けたりせず、メーカーに相談したほうが安心。
水筒のせいで、怪我をするなんて信じられないですが、あり得る話です。
水筒の飲み口やボタンを先に開ける
ワンタッチタイプやコップ付きタイプなら、ふた全体を回す前に、飲み口やボタンを開けてみましょう。
飲み口を開けることで、水筒の中に空気が入り、ふたを回しやすくなる場合があります。
試す順番は次のとおりです。
- 水筒をまっすぐ立てる
- ロックを解除する
- ワンタッチの飲み口を開ける
- ボタンや弁がある場合は押す
- 音がしなくなってから、ふた全体を回す
飲み物が入っている場合は、飲み口を人に向けないように。
シンクに向かってやるのが一番良さそうですね。
ふたを回す方向が合っているか確認する

一般的な水筒のふたは、上から見て反時計回りに回すと開きます。
なんですが、すべての水筒が同じ方向とは限りません。(一律にしてもらいたいですけどね…)
象印のステンレスボトル「SDKA型」は、一般的な水筒とは反対に、時計回りでせんセットが開く構造です。
反時計回りに回すと、さらに固く締まってしまいます。
何度回しても開かない場合は、水筒の底に書かれている品番を確認し、取扱説明書を探してみましょう。
インターネットで型番を検索すると、取扱説明書をみることができる場合が多いです。
「開けるつもりで、ずっと締め続けていた」
ふたが開いてしまえば笑い話にもできますが、開かない間は必死なので、ちょっとしたことにも気づきにくいものですよね。
ゴム手袋でも開かないときは太い輪ゴムを巻く

ゴム手袋を使っても開かない場合は、ふたの側面に太めの輪ゴムを数本巻いてみてください。
ゴム手袋は手の滑りを抑えられますが、ふた自体が滑ると、うまく力が伝わりません。
ふたに直接輪ゴムを巻くことで、指が引っかかりやすくなります。
象印も、固くなったふたを開ける方法として、ゴム手袋のほかに、ふたの側面へ太い輪ゴムを数本巻く方法を案内しています。
細い輪ゴム1本では切れやすいため、太いものを使うか、複数本を重ねるといいです。
水筒とふたの水分を完全に拭き取る

洗剤につけた直後は、手だけでなく、水筒やふたにも水分が残っています。
水や洗剤が残っていると、ゴム手袋を使っても滑ってしまいます。
次の部分を乾いたタオルでしっかり拭きましょう。
- ふたの側面
- 水筒本体の上部
- ゴム手袋の表面
- 手のひら
- 輪ゴムやオープナー
一度すべての水分を拭き取り、手と水筒が乾いた状態でもう一度試してみてください。
ツルツル滑って空けられないときのストレスってハンパないですもんね。
意外と盲点なので、本体をしっかり拭く、という方法も試してみてください。
ベルト式のキャップオープナーを使う

輪ゴムでも開かない場合は、ゴムやシリコンでできたベルト式のキャップオープナーを使う方法があります。
ふたにベルトを巻き付けて回すため、手で直接握るよりも力をかけやすくなります。
一般的な瓶用オープナーでも、ふたの大きさに対応していれば使用できます。
選ぶときは、次の点を確認しましょう。
- 水筒のふたに巻ける長さがある
- 接触部分がゴムやシリコンでできている
- ふたを傷付けにくい
- サイズを調節できる
金属製のペンチやレンチを使いたくなってしまう気持ちもわかりますが、金属製のペンチで直接ふたを挟むと、樹脂が割れたり変形したりする可能性があります。
お気に入りの水筒を傷付けたくないなら、金属工具よりも、ゴム製のオープナーを使うほうが安心です。
洗剤につけても開かない場合は無理に叩かない
ふたの周辺にお茶や飲み物の成分が付着すると、ねじ部分が固くなる場合があります。
すでに洗剤につけても変化がないなら、汚れだけが原因とは限りません。
何度も机や床に叩きつけたり、ハンマーで叩いたりするのは避けましょう。
ふたが変形すると、さらに開かなくなることがあります。
真空断熱水筒の場合は、本体を強く叩くことで、凹みや保温・保冷性能の低下につながる可能性もあります。
軽くコンコンと試して変化がなければ、それ以上強く叩く方法はおすすめできません。
水筒を丸ごと温めるのは避ける
「温めればふたが膨張して開くのでは」と考えることもありますよね。
中身が入っている水筒や、内部の圧力が上がっている可能性がある水筒を温めるのは危険なんです。
象印は、内圧によってふたが開かなくなったスープジャーについて、本体の外側から温めると、ふたや内容物が飛び出す可能性があるため行わないよう注意しています。
水筒の中身や状態が分からない場合も、熱湯をかけたり、ドライヤーで加熱したりするのは避けたほうが安心です。
また、冷凍庫に入れて急激に冷やす方法も、容器や部品を傷める可能性があるためおすすめできません。
どうしても開かない場合はメーカーに相談する

ここまで試しても開かない場合は、メーカーのお客様相談窓口へ問い合わせてみましょう。
問い合わせる前に、次の情報を確認しておくとスムーズです。
- 水筒のメーカー
- 水筒の品番
- 中に入っている飲み物
- いつから開かなくなったか
- 中身が熱いか冷たいか
- すでに試した方法
- ふたや本体に変形がないか
品番は、水筒の底や取扱説明書に書かれていることが多いです。
メーカーによってふたの構造が異なるため、一般的な方法で無理に開けるより、品番に合った外し方を確認したほうが水筒を傷めにくくなります。
ふた自体が壊れてしまっても、メーカーによっては、せんセットやふただけを部品として購入できる場合があります。
本体まで捨てる前に、交換部品がないか確認してみてください。
水筒のふたが固くなるのを防ぐには
無事に開けられたら、次から固くならないように使い方も見直してみましょう。
強く締めすぎない
液漏れが心配で、力いっぱい締めたくなることがありますよね。
ただし、必要以上に締めると、次に開けるときに固くなります。
パッキンが正しく付いていれば、必要以上の力で締める必要はありません◎
ねじ部分の汚れを洗う
ふたのねじ部分に、お茶やスポーツドリンクなどが残っていると、乾いたあとに固まることがあります。
水筒本体だけでなく、ふたの溝やねじ部分も毎回洗いましょう!
洗ったあとは、水分を拭き取ってしっかり乾かします。
入れてはいけない飲み物を確認する

一般的な水筒には、炭酸飲料やドライアイスを入れられません。
炭酸飲料を入れたくなる気持ちはすごくわかる…のですが、対応してない水筒が多いです。
牛乳や果汁なども、長時間放置すると腐敗によってガスが発生し、水筒の圧力が上がる可能性があります。
入れられる飲み物は製品によって異なるため、使用前に取扱説明書を確認しましょう。
お気に入りの水筒は力任せに壊さず順番に試そう
水筒のふたが開かない場合は、次の順番で試してみてください。
- 中身が熱くないか、傷んでいないか確認する
- 飲み口やボタンから圧力を抜く
- ふたを回す方向を取扱説明書で確認する
- 水分を完全に拭き取る
- 太い輪ゴムをふたに巻く
- 水筒とふたを反対方向に回す
- ベルト式のキャップオープナーを使う
- 開かなければメーカーに問い合わせる
お気に入りの水筒なら、できれば壊さずに使い続けたいですよね。
ペンチで挟んだり、強く叩いたりする前に、まずは水筒の品番とふたの構造を確認してみてください。
回す方向や圧力が原因だった場合は、力任せに開けなくても外せる可能性があります!
